理事長所信 of wjc2017

一般社団法人稚内青年会議所                      2017-11-09 無料カウンター

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はじめに

 青年会議所は異業種の青年経済人の集まりであり、それらが同じ志のもと大きな力を発揮することが出来る団体である。様々な人財が沢山のことを学び、かけがえのない繋がりを得て、大きく成長した姿で組織に回帰していく。そこで活躍することで組織が、ひいては地域が活性化する。そのためにはJC活動の意味を自覚し意識を持って参加することがもっとも必要なことである。
 私は2005年の創立50周年の年に入会させていただいた。この年は記念事業としてユジノサハリンスクJCと協働で開催し、サハリンの地で日本の歌手のコンサートを行った。観客動員数延べ2万人におよぶ2国間を跨るこの大事業をわずか45名の青年会議所会員が行ったのである。私は大きな衝撃を受け、ひとの力とはこのような大きなことが出来るのかと感嘆した。しかし私はその事業に直接参加をしていない。なぜちょっとの無理を出来なかったのだろうか。なぜその事業が自らに与える影響を考えられなかったのだろうか。今更ながらに考える。決して自堕落で活動してきたわけではない。頑張ってきたという自負もある。しかし、事業に参画した会員が自信に満ち溢れ成長する姿を目の当たりにした時、これは自分の全てをかけて取り組むべき事業ではなかったかと自問した。成長のチャンスを自らふいにしたのではないだろうか。もっと仲間との絆を深めることが出来たのではないか。青年会議所は全ての行動に意味があり、成長のチャンスを内包している。そのことを本当に自覚するまで、私はかなりの年月を費やしてしまった。長く活動できる会員が少なくなってきている現状で、会員には40歳までと限られたJAYCEEとしての活動を一時として無駄にしてほしくはない。私は一年間意識を持って参加することの意味を啓発していきたいと思う。
 稚内青年会議所は60年以上もの長きにわたり先輩諸兄から稚内の未来を託され受け継がれてきた。この稚内は人口の減少、先行きが見えない企業経営、将来への不安など未だ多くの問題を抱えている。我々は数多くの問題に風穴を開け、明るい豊かな社会を目指し活動をしていかなければならない。我々の目指す明るい豊かな社会とは物質的な豊かさだけではなく、そこに住むすべての人々が将来に対する夢や希望を持って活き活きと生活が出来る社会のことである。我々が誇りに思うこの稚内をさらに活性化させるため、魅力に溢れるこの稚内で成長した人財を明るい未来へと導くリーダーに育成し、明るい豊かな社会へと到達する。これが我々に課せられた命題である。


リーダーとしての自覚と研修

 青年会議所はそれぞれの組織から輩出された青年経済人の集まりであり、期待と結果を求められて輩出していただいている。現在、この日本は頻発する災害や急速に変化する経済など先行きが見えない状況であり、この稚内も誰もが予想もしなかった災害の発生や先が見えないことへの不安を抱く市民も多い。このような状況で我々は人財の力を紡ぎより大きな力と成し、しっかりとした未来を見据えた方向性を指し示すことが出来る、求心力を持つリーダーの育成が急務であると考える。組織の中の人財は情報過多社会で不安を抱きながらもそれぞれが自分なりに考え組織の未来像を描いている。しかし、それぞれが別々の未来を描いていては組織自体の大きな発展は見込めない。我々は組織の中で大きな輝きを放ち、明るい未来に向けた方向性を指し示し組織全体をまとめ導いていくリーダーを育成しなければならず、その最も適した研修の場は青年会議所にほかならない。我々は輩出していただいた組織が求めているものを改めて自覚し、フィードバックしなければならない。
 さらにそれは会員に留まるものではないと考える。地域が抱える閉塞感は会員だけでは打開することは出来ない。地域の人財自らが明るい未来に向けて方向性を指し示すリーダーの必要性を自覚し、自らがリーダーとなる意識を持たなければならない。地域に眠る多くの人財の意識を活性化させ、共に輝けるリーダーとして育成していかなければならないのである。

ひとづくりとしての地域との協働

 我々のひとづくりとしての担いはリーダーの育成だけに留まらない。人と人とが紡ぎ合い大きな力を発揮するためには、共に行動し想いを一つに出来なければならない。稚内には長い歴史を刻み地域に深く根ざしている「北門神社例大祭」と「みなと南極まつり」がある。担ぎ手たちがひとつの想いのもと神輿を担いで稚内をねり歩き、踊り手たちが地域を盛り上げる。我々は地域の人財と共にこのお祭りに参画・参加することで、一丸となって盛り上げ、共に想いを一つにする場としなければならない。

稚内の魅力を発信し自信を持てる地域へ

 明るい豊かな社会を築き上げよう。綱領の一節である。我々はこの明るい豊かな社会を実現するために日々運動を行ってきた。しかし、近年人口は急激に減少し、現在は3万5千人程度になってしまっている。少子化問題もあるのだろうが、それだけではないと思う。私は進学・就職等で稚内を離れた青年たちが、稚内に帰郷していないことが一因ではないかと考える。数多くの経験を積み成長するために故郷を離れるのは間違ったことではない。しかし、そこで大きく成長した人財が稚内に帰郷し、この稚内をより発展させなければ、地域の活性化は望めず故郷は衰退する一方である。ではなぜ帰郷しないのであろうか。それは故郷の魅力を自覚していないからではないかと思う。この稚内はまだまだ数えきれないほどの魅力や資源が眠っているはずである。それを発掘し会員のみならず市民ひとりひとりが自分の故郷を誇り自ら発信し、継続的な活性化を起こさなければならないのである。
 我々が見出し創り出した魅力のひとつ、冬季事業「みなみなまつり」が地域団体と共に構築する「わっかない氷雪の広場」となって数年が過ぎた。市民参画事業となりつつあるこの事業に於いて、さらなる市民・諸団体との協力体制を作り、市民自らが構築することで地域の魅力を深く感じ、地域の誇りとして発信することができる。
 我々はJCとして、地域に風穴を開け、常に新しい風を吹き入れる気概をもって、地域に眠る魅力を掘り出し、高めていかなくてはならない。さらに市民自らが参加参画することにより地域の誇りが伝わるようになり、それを市民自ら発信することこそが、継続的な地域の活性化につながるのである。
 そしてそれは大人だけの問題ではなく、これからこの稚内を背負って立つ青少年たちにも言える。これから多くのことを学び、稚内を巣立ち大きく成長した青少年たちが帰郷してくれるためには、地域の魅力と共に郷土を愛する心も必要と考える。この稚内が誇る地域を担うたくさんの企業との交流を通じて、自分の将来を考え、いつかこの稚内の将来を考えるきっかけとしてもらいたい。


未来を指し示す青年経済人としての経営力の向上

 地域を担う青年経済人として、我々は活動を通じて得られた自己の成長を自らの組織の発展へとつなげ、組織が地域に貢献する循環を創り出さなければならない。青年会議所は明るい未来を見定めることの出来る人財へと成長させ、組織を牽引するリーダーと成さなければならない。そのためには組織をまとめ導くリーダーとして経営能力の底上げが必要であり、より実務的な経営力を学び実践しなければならない。

より時代に合わせた総務活動

 「総務は青年会議所の根幹である」久しく言われ続けている言葉である。諸会議の資料作成や事業の記録管理など、我々の活動には欠かすことのできないものである。本年度は脈々と続く総務活動に加えて、その時代に合わせたスタンダードを模索・構築する。そして青年会議所が地域の活性化を目指すために、会員全員の力を紡ぎ、横の繋がりを重視した運営を行わなければならない。

予断を許さない会員拡大

 青年会議所の活動の一つは地域を担うリーダーの育成であるが、会員の減少はすなわち地域の活性力の低下であり、明るい豊かな社会の実現は不可能になる。現在、稚内青年会議所は予断を許さない状況に置かれている。会員は40歳で卒業となるが、今年度卒業生は10名に上り、次年度は9名も卒業される。このまま手を拱いていては地域の活性力は低下する一方であり、地域に求められる青年会議所とはなりえない。青年会議所活動の意義を改めて発信することで志を同じうする人財を発掘し会員拡大に努めたい。青年会議所への入会は必ず自分の、そして地域へのプラスとなると確信している。


結びに

 青年会議所はひとつひとつに意味があり、すべての事で成長の機会を得ることが出来る。だからこそ意識をもって参加することに意味があり、しなければ自己の成長は望めない。会員の成長はひいては魅力あふれる地域の活性化につながっていく。
 稚内に魅力を感じることが出来る人財が組織を束ね導くリーダーとして成長し、明るい豊かな社会へと昇華していく。これを行えるのは我々だけであり、我々でなければ実現出来ないことである。この稚内をより良い未来に導く力も権利も我々はすでに持っている。あとはやるかやらないか。ならば迷っている暇はない。
 地域の想いをひとつにし、明るい未来へ導くこと。それが出来るのは我々だけだ。





事業報告

当青年会議所で行われた例会・事業の紹介です。

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理事長所信

2017年度一般社団法人稚内青年会議所理事長所信です

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2017年度一般社団法人稚内青年会議所基本方針資料です

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